• BRASH TOP >
  • Lifestyle>
  • 事故死したアントン・イェルチンさんの両親、自動車メーカー提訴の準備へ

16.08.03(Wed)

事故死したアントン・イェルチンさんの両親、自動車メーカー提訴の準備へ

Brash Editorial Team

Brash Editorial Team

アントン・イェルチン

 自分の車と門柱に挟まれて死亡した俳優のアントン・イェルチン(Anton Yelchin, 27)さんの両親が、自動車メーカーを不法死亡で訴える準備を進めている。

 『スター・トレック』シリーズで演じたチェコフ役で知られるアントンさんは6月、カリフォルニア州サンフェルナンド・バレーにある自宅で坂になっている私道を後退してきた自分の車とレンガの門柱の間に挟まれるという不慮の事故で亡くなった。当局はアントンさんの死因を鈍的外傷性仮死と発表している。

 アントンさんの2015年型ジープ・グランドチェロキーは、ギアシフトのトラブルのためメーカーによってリコールされた110万台のうちの1台だったことが判明。ドライバーがギアをパークに入れたつもりでも、実際にはギアがニュートラルに入っていた事例が報告されていた。このため、母イリーナ(Irina)と父ヴィクター(Viktor)は弁護士に依頼し、法的手段に打って出ることを決めたようだ。

 両親の代理人を務める弁護士は米芸能情報サイト「TMZ」に対し、ジープを傘下に持つフィアット・クライスラー、製造したZFノースアメリカ、さらにアントンさんが車を購入したとみられる販売チェーンのオートネーションの幹部らを訴えることを検討していると語った。問題の車の「重大な欠陥により息子を不法死亡で失った」ことに対する懲罰的賠償金を求めるとTMZは伝えている。

 アントンさんの訃報がメディアで大々的に報じられると、フィアット・クライスラー側は事故の調査を開始。一方で同じ車の所有者から集団訴訟を起こされている。

 消費者権利問題を扱うヘイゲンズ・バーマン・ソボル・シャピロ法律事務所は3人の原告に代わり、フィアット・クライスラー幹部らは致命的な設計上の欠陥と、それによる死亡事例を意図的に隠したとして連邦裁判所に訴えを起こした。

 アントンさんの両親は米現地時間2日にロサンゼルスでゲイリー・ドーディック(Gary Dordick)弁護士と記者会見を開き、訴訟を正式に発表する予定だ。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。