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16.08.04(Thu)

ユアン・マクレガー、イラクを訪問し難民の状況を視察

Brash Editorial Team

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ユアン・マクレガー

 英俳優のユアン・マクレガー(Ewan McGregor)がイラクの難民キャンプを訪問し、その状況に「これほど困惑し、怒りを覚えたことはない」と語った。

 『トレインスポッティング』などで知られるユアンは先週、イラク北部のデバガキャンプを訪れ、同国や周辺のシリアで起きている紛争から逃れてきた子どもたちや家族と面会。英ITV Newsとのインタビューでその目で見たことを振り返り、感情的になる場面もあった。

 ユニセフ(UNICEF)の親善大使を務めるユアンは今回の体験を「ショッキング」だと表現し、家や持ち物を失った家族と面会して「これほど困惑し、怒りを覚えたことはない」と認めた。しかし、難民たちはまだ家族と一緒にいることで希望は失っていないともつけ加えた。

 「とても衝撃的だった」とユアン。「この状況に置かれた自分を想像できる西洋人は多くないだろう…。本当にショッキングなことを聞かされた」

 また、EUからの離脱を決めた6月の国民投票で難民をキャンペーンに利用したイギリスの政治家たちを批判。ほとんどの難民家族がイギリスを目指したのは「他に選択肢がなかったから」だとした上で、キャンプで言葉を交わした子どもたちの多くはいつか祖国に戻る希望を持っているとつけ加えた。

 「難民は政治的利益に利用されている。そのことには反対したい」とユアンは語り、イギリス国民や政府に難民を受け入れるように懇願した。

 スコットランド出身のユアンは難民の子どもたちとスポーツをしたり、物資を届ける支援をしたりした。さらにInstagramでテントの写真を公開し、ユニセフのためにビデオを撮影中、毛布におおわれた死体がピックアップトラックで運ばれていく様子も目撃したと明かした。

 「この魂にとっては戦いは終わった」とユアンは書き込んだ。「この混沌として不確かな恐ろしい時代に、難民が残虐な暴力から逃れ、すべてを失った同じ人間であることをどうか忘れないでほしい。彼らを公平に扱うことを徹底しよう」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。