• BRASH TOP >
  • Lifestyle>
  • デヴ・パテル、仲間外れにされないためにインド系の伝統を避けてきた

17.01.12(Thu)

デヴ・パテル、仲間外れにされないためにインド系の伝統を避けてきた

Brash Editorial Team

Brash Editorial Team

英俳優のデヴ・パテル(Dev Patel, 26)は、大人になる過程でインド系であることに悩んだことがある。

両親がグジャラート系ヒンドゥー教徒のインド系移民であるデヴは、子どもの頃自らのインド系の伝統の大切さを理解していなかったが、2008年にムンバイが舞台としたダニー・ボイル(Danny Boyle)監督の映画『スラムドッグ$ミリオネア』に出演したことで、自らの家系が持つ文化への興味が湧いてきた。

『僕はロンドンで育ったので、自分のアイデンティティーに悩んだことがあった。ひいおばあちゃんは英語を話せなかったから、僕はグジャラート語に英語のスラングを交えてひいおばあちゃんと話したものさ。笑われたけどね」とTime Out London誌に語ったデヴ。

「でも僕はいじめられることなく仲間に入れてもらうために、自分のインド系としての伝統を避けてきたんだ。『スラムドッグ』の撮影でインドに行ったことが僕の心を開かせてくれて、自らの文化を受け入れるだけではなく、愛せるようになったんだ」

デヴは新作映画『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』の撮影で自分のルーツであるインドを再び訪れた。この映画で彼は、子どもの頃カルカッタで両親とはぐれ、オーストリア人夫婦の養子となった実在の人物、サルー・ブライアリー(Saroo Brierley)を演じていて、大人になったサルーはGoogle Earthを駆使して実の家族を捜し求める。

実生活のデヴはサルーのようなIT知識があるタイプではなく、ハリウッドで成功するためにソーシャル・メディアを使うのも拒否している。

「人気があるかどうかを何で測るかは議論になると思うけど、ええと、フォロワーだ。そのおかげで役を得ることがあるかもしれない。でも僕は古いタイプの人間なんだ。アーティストになりたいんだよ。僕個人をあまり知らなくても、多くの人が役者としての僕を信じてくれると思う」とデヴは語った。

彼のアプローチはうまくいっていて、1月10日にはニコール・キッドマン(Nicole Kidman)と共演した『LION』での演技で英国アカデミー賞(BAFTA)助演男優賞にノミネートされている。ゴールデン・グローブ賞の助演男優賞にもノミネートされていたが、こちらは『Nocturnal Animals(原題)』のアーロン・テイラー=ジョンソン(Aaron Taylor-Johnson)が受賞した。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。