• BRASH TOP >
  • Lifestyle>
  • パトリシア・アークエット、「妹」を追悼映像に含まなかったアカデミーに失望!

17.03.01(Wed)

パトリシア・アークエット、「妹」を追悼映像に含まなかったアカデミーに失望!

Brash Editorial Team

Brash Editorial Team

 女優のパトリシア・アークエット(Patricia Arquette)は、2月26日夜に開催されたアカデミー賞(R)授賞式の追悼コーナーで、昨年亡くなったトランスジェンダーの「妹」アレクシス(Alexis, 47)が外されたことに失望している。

 『6才のボクが、大人になるまで。』でオスカー女優となったパトリシアは、ロバート・アークエット(Robert Arquette)として生を受け、2006年に性別適合手術を受けて女性になったアレクシスさんを昨年に亡くした。29年前にHIVと診断されたアレクシスさんは心臓の細菌感染症にかかり、数週間後に心不全で亡くなった。『ウェディング・シンガー』や『二十日鼠と人間』、『パルプ・フィクション』など70本以上の映画に出演したが、ここ1年間で死去したハリウッド業界人をしのぶ追悼映像には含まれなかった。

 パトリシアは会場で米Vanity Fair誌に対し、この仕打ちに失望したと語った。

 「追悼映像からトランスの妹アレクシスが外されたことに、本当にがっかりしているわ」とパトリシアは心境を語り、公立校でトランスジェンダーの生徒に心と体の性別が一致するトイレを使うことを認める連邦政府の指針をドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が撤回したことに触れた。新しい指針では、学校のトイレ使用に関する対応を各州当局が決められるため、トランスジェンダーの子どもたちへの保護がなくなると危ぐする声も多い。

 「私たちは今、トランスの子どもたちが学校でトイレにすら行けず、社会でないがしろにされるような時代に生きている」とパトリシア。「業界でこれほど大事な存在だったトランスに触れないことをオスカー側が決めたのは本当に残念。なぜならトランスの子どもたちにとっては、とても大きな意味を持つはずだったからよ」

 パトリシアはTwitterで「#オスカーはとても反トランス」というハッシュタグを発信し、追悼映像に妹が含まれなかったことに異議を唱えた。「アレクシスは気にしないだろうけれど、中には自分たちが受け入れられたと感じるトランスの子どもたちがいたはずだし、アレクシスはたくさんのすばらしい作品に出演してきた」とつけ加えた。

 今回の追悼映像にはアレクシスさんだけではなく、コメディアンのギャリー・シャンドリング(Garry Shandling)さんも含まれておらず、また衣装デザイナーのジャネット・パターソン(Janet Patterson)さんの代わりに、一緒に仕事をしていた映画プロデューサーで存命中のジャン・チャップマン(Jan Chapman)の写真が映されるというアクシデントもあった。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。