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17.03.13(Mon)

スティーヴ・マックィーンが『ブリット』で使用したマスタングがスクラップ場で発見!

Brash Editorial Team

Brash Editorial Team

 名優スティーヴ・マックィーン(Steve McQueen)が1968年の映画『ブリット』で運転したマスタングGTが、メキシコのバハ・カリフォルニア州のスクラップ場で発見された。

 このマスタングは撮影終了直後に紛失し、マックイーンが何年もかけて探し回ったが、見つかることはなかった。ところが今年に入ってからスクラップ場で発見され、映画ではハイランドグリーン色だった車体が何層もペイントを重ねられていたことから、数人の所有者の手を経たものとみられている。しかし修理工場を経営するラルフ・ガルシア・Jr.(Ralph Garcia, Jr.)によってレストアされ、ハリウッドのアイコンとして人気を博したマックイーンが『ブリット』で運転していたものと同じクルマであることが確認された。

 ガルシア・Jr.は米Los Angeles Times紙に対し、最初に発見の知らせを聞いたときは、まさか自分が伝説の車を手がけるとは想像もしていなかったと語っている。車両識別番号を確認したメキシコの同僚から、その由来にたどり着いたと連絡を受けたという。

 「パートナーが車両識別番号をネットで検索して、『ブリット』の車だと判明した」とガルシア・Jr.は同紙に語っている。「『触らせないぞ!』と言っていたよ」

 米Fox Newsによると、フォードのクラシックカー専門家ケヴィン・マーティ(Kevin Marti)は、この車がマックイーンがフランク・ブリット警部補を演じた同作で使用された2台の1968年式フォード・マスタングV8GT390ファストバックのうち1台だと認めたという。このマスタングがひどい状態で発見される前は、メインのスタント車として使用されてボロボロになったため、撮影の終了直後にスクラップ場へ送られたとようだとFox Newsは伝えている。

 著名な自動車歴史家のケン・グロス(Ken Gross)は同紙に対し、このマスタングがオークションに出されれば、100万ドル(約1億1,470万円)の値がつけられる可能性があると語っている。

 『ブリット』はハリウッドのアクション映画に革命をもたらし、何度も模倣されたシーンと言える、サンフランシスコ市内で撮影された10分間に及ぶ高速カーチェイスで知られる。英映画監督のピーター・イェーツ(Peter Yates)がメガホンをとった同作は、同シーンの編集を担当したフランク・P・ケラー(Frank P. Keller)がアカデミー賞(R)編集賞を贈られた。

(C) Cover Media

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