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17.03.17(Fri)

ディズニー、同性愛シーンでマレーシア公開が中止になった『美女と野獣』の再編集を拒否!

Brash Editorial Team

Brash Editorial Team

 「ゲイ的瞬間」のためマレーシアでの上映が中止された『美女と野獣』について、ディズニー側は同国の検閲に譲歩して同性愛シーンをカットするつもりがないことを明言した。

 今週末から公開されるディズニーアニメの名作『美女と野獣』の実写版である同作は、ジョシュ・ギャッド(Josh Gad)が演じるル・フウがディズニー史上初めてのゲイキャラクターであることから物議をかもしている。米アラバマ州では映画館が上映を拒否したほか、ロシアでは16歳以上の年齢制限を科された。

 またAP通信は、マレーシア映画検閲委員会に提出されたバージョンでは本筋に関係のない同性愛シーンがカットされ、13歳未満の児童は大人の同伴なしでは鑑賞できないとする「PG-13」指定を受けていると報じた。

 ディズニー側は検閲の判断の変更を求めることはしなかったが、マレーシアの大手映画館運営チェーン2社は計画されていた『美女と野獣』の上映をすべて中止した。

 ここへ来て、ディズニー側はこの問題について声明を発表した。

 「この映画はマレーシアでの上映のためにカットされておらず、今後もそうなることはない」とディズニーはハリウッド情報サイト「TheWrap」に寄せた声明で明言した。

 マレーシアが同作の上映を永久的に中止したかどうかは不明だ。

 エマ・ワトソン(Emma Watson)が主人公のベルを演じる同作は、世界の他の国や地域ではファミリー映画だとみられている。

 ロシアの検閲官は先日、ジョシュ演じるゲイキャラクターが登場することに異議を唱えた。同国では3年前に成立した法律により、子どもたちの間ではいわゆる「ゲイプロパガンダ」は禁止されている。

 一方、アラバマ州のヘナガー・ドライブイン・シアターの保守的なオーナーらも、ビル・コンドン(Bill Condon)監督がル・フウはディズニー史上初のLGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスセクシャル、クィア)キャラクターだと明かしたことに反対し、同作の上映を拒否した。

 同劇場のFacebookで公開された声明で、オーナーらは「11歳の孫娘や8歳の孫息子を映画に連れていけないなら、それを観る筋合いはない。もし神やキリストが隣に座り、最後まで映画を観ることができないのなら、それを上映するいわれはない」とコメントしている。

 自身を「何よりもまずキリスト教徒」と宣言する劇場オーナーらは、さらに次のように続けた。「聖書の教えを傷つけることはしない。セックスやヌード、ホモセクシャリティ、そして汚い言葉づかいを心配することなく、健全な映画を観たい人たちのために、家族向けの映画を上映し続ける」

(C) Cover Media

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