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16.06.03(Fri)

【カリブに浮かぶ不思議な国】社会主義国キューバのススメ。

桑原 淳

桑原 淳

世界を旅して1000人の髪を切ったらこんなことが待っていた―― 旅の途中で得たものや思い、「旅人美容師」の今を発信。

  こんにちは、旅人美容師のJUNです。

今回はカリブの真珠と呼ばれる国、キューバについて書こうと思います。

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キューバは、カリブ海に浮かぶ島国で、ドミニカ共和国やジャマイカが近くにあります。
人口は東京都より少し少ないくらいだそうです。
僕は2015年8月上旬にキューバを訪れました。 

「とにかく暑い」

キューバについて最初に思ったのがそれでした。 

そこから首都であるハバナに向かい、バラデロ、トリニーダと合計都市で11日間を過ごしたのですが、その中で感じたこと、見たもの、面白かったことを紹介しようと思います。

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✱その一 物価が超安い

キューバにはなぜか通貨が二種類あります。

【CUC】セウセやクックと呼ばれる観光客用に作られたお金で1cucの価値は日本円にして125円くらい。
【CUP】モネダや人民ペソと呼ばれるキューバ人用の通貨で、1pesoは5円。

 政府によってこれら通貨がわけられています。
基本的には観光客は価値の高いCUCの方を使うことになっていますが、両替所などで換金することでpesoも手に入れることができます。
なので、面白いことに物によって表記も価格設定も全然違うのです。
例えば、レストランやスーパーで買う缶ジュースは1cuc(25peso=125円)なのですが、ローカルのカフェテリアに行くと1peso(5円)でフレッシュジュースが飲めます。
他にも観光客向けレストランのランチは7cuc(175peso=875円)程度するのですが、ローカルレストランでは30peso(150円)ほどで食べることができます。
あとはアイスは3peso、ピザは5peso…というように物によっては激安な設定になっています。

暑い国だともちろんビールも飲みたくなりますよね。
残念ながらキューバのビールは少し高く、350ml缶で1cucから1.5cucが相場です。
ですがたまにトラックなどで移動販売しているビール屋さんを見かけることがありました。
ビーチなどによくいるそのトラックはどこかから運んできたビールをコップやペットボトルに入れて人々に売っています。
1.5リットルのペットボトルにいっぱい入れてもらってわずか8peso。
まるで天国のようですが、ただひとつ大問題がありました。
死ぬほど臭くてまずいのです。
質をとるか、量をとるか…という感じですね。

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✱その二 人々が陽気すぎて困る
まあ困るということもないのですが…
よく東南アジアなどの南国に住む人々はみな陽気で暖かいと言いますよね。
キューバはその比ではありませんでした。
僕が過去に行ったどの国よりも人々がフレンドリーで楽しそうにしていたんです。
街を歩いても気さくに話しかけてくれる人ばかりでした。
長く旅をしていると、気さくに話しかけてくる人は少し怪しく感じて警戒してしまうのですが、キューバ人はそんなことも無く”日本人を見つけたからただなんとなく話しかけてみた”というような雰囲気でした。
 それからなぜか人々は僕にモノをくれました。
話しかけられて、そのままちょっと立ち話していると「ほらっ!飲め」と手にもったビールを飲ませてくれたり、お菓子をくれたり。
キューバは貧しい国だと聞いていたし、どう見てもお金に余裕があるような感じもしなかったのですが、なぜかみんないろいろな物を僕にくれました。
後でお金をせびられることもないし、何も狙ったわけでもなさそうだし、特に意味もないのかもしれません。
最後までその理由はわかりませんでした。

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もう一つ不思議に思ったことがありました。
ある日海辺で髪を切っていた時のこと。
どんどん周りには人が集まり、ワイワイしはじめました。
みんなお互いのことをよく知っているようで、まるでキューバ全体がひとつの学校のようで、”隣のクラスのアイツを知ってる”ような感じでした。
日本ではアパートの隣の部屋の人のことも知りません。
だけど、キューバ人はなぜかわかりませんが、みんながみんな友達みたいなんですよね。
それが社会主義がもたらしたものなのでしょうか。 

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✱その三 インターネットはありません。
実はキューバにはネットというものが基本的にありません。
全くないわけではないのですが、特定のホテルや公園でかなり高額なお金を払わなければWIFIにつなげることができないのです。
あまりにも現実的ではないため、インターネットなし生活をしてるキューバ人や旅行者が圧倒的多数になります。

  僕はインターネット上で仕事をしたり、自身のブログなどもやっていたのでインターネットは必須だと思っていましたが、いざ無くなってしまうとなんと気楽なことかと驚きました。
 今まではいろんな人と連絡がとれないと不安だと思っていました。
ですが、その代わりに目の前にいる人とすごく時間が多くなり、なんとも楽しかったのです。
現代社会に生きる僕たちはどれほどの時間をネットに使っているのでしょうか。
答えはわかりません。
さっぱりわかりませんが、きっと途方もない程の時間を使って来たのだと思います。
でもネットがないキューバではその時間を人と話す時間に当てるしかありませんでした。
終わってみると不思議とネットがないことが不便にも思わなかったし 、今までの旅の中でこれほどまで誰かと一緒に過ごした日々はあっただろうか?と思うほど、毎日いろんな人と充実した時間を過ごしていました。
日本だけでなく、世界のどこの国でもなかなかできないような経験がキューバに行くとできてしまいます。
もしこの地を訪れたらいろいろ感じることがあるのは間違いありません。
治安もよくすごくオススメの国なので、機会があったらぜひ訪れてみてください!

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