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17.01.30(Mon)

【懐かしのバイクレース】平忠彦選手−全日本選手権の巻

熱田 護

熱田 護写真家

モータースポーツは、楽しっ!―― モータースポーツを中心に自動車やバイク、写真などについて紹介。

今回から、何度かに分けて、僕のヒーローのオートバイライダーの平忠彦選手についてアップしていきたいと思います。
平選手といえば、1980年代の大バイクブームのど真ん中にいた人物です。
その大バイクブームをご存じない方に少し説明を……
昭和38年生まれの僕が高校生だった1970年代の後半、国内のオートバイメーカーが様々な排気量で高性能なバイクを矢継ぎ早に発表し、高校生だった僕は、教科書の代わりにバイク雑誌を持って通学していました。
話題の中心は、レーサーレプリカと呼ばれたオートバイで、サーキットを走っている本物のレーサー車両のイメージを持った市販車ということになります。ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ各社毎年頑張って開発をして発売し、全国の若者は、狂喜乱舞しながら長期ローンを全く苦にせず、自慢の愛車で峠道に通い、交差点の信号待ちで隣に並んだオートバイがいれば、瞬間に目が三角になり青信号になった刹那意味のない加速を繰り返し、雨の日も真夏の猛暑であろうとも365日オートバイに青春を捧げていたのであります。
そのオートバイブームの憧れの対象の中心にいたのが、当時のプロレーシングライダーの皆さんで、その中でも平忠彦選手の存在はピカイチでありました。
この写真は1981年。
前年に、350ccクラスでチャンピオンを獲得し、最高峰の500ccに参戦した最初の年です。
高校生の頃鈴鹿サーキットで撮影した写真です。
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同じく、1981年だと思います。
つくばサーキットのパドックに抜けるトンネルの上からなのでしょうか???
ゼッケン62のYAMAHA TZ500と、高井のツナギに平さんデザインのアライヘルメット。
どこを見ても懐かしいです。



1981年、菅生サーキットのホームストレートを駆け上ってきたところ。
このカラーリングで翌年公開されたの角川映画「汚れた英雄」で主人公の草刈正雄さんの吹き替えで平選手の登場となったわけです。
この映画の影響は、バイクブームにさらに拍車をかけ、そして平さん人気も凄まじいものとなっていきます。

上の写真と同じ日だと思います。
レインタイアでの走行です。



1982年、前年のランキングが6位だったので、ゼッケンが6となります。



1984年、菅生サーキットのシケイン。
当時、プラグの焼けを見るために、走行セッションの終わりの周にアクセル全開時に失火させていたので、シケインでは、たくさんのライダーがこのように改修のレッカーを待つ間、このようにフォトセッション状態になったんです。
かっこよかったなあ〜
この年から、世界選手権にもスポット参戦を開始。



1986年。菅生サーキット。
世界選手権250ccクラスに全戦エントリー、最終戦サンマリノGPで劇的な初優勝を飾る。
全日本選手権には2戦出場して2勝!



1986年、鈴鹿サーキット。
後ろを走るのは、モリワキホンダNSR500に乗る八代選手。
レースはガードナー選手をやっつけて、平選手が優勝!



確か、菅生サーキットだったと思います。



1988年、前年までのWGPフル参戦ではなく、スポット参戦として、また全日本選手権に出場することが多くなる。
WGPの開幕戦の日本グランプリでは、最高峰クラスで日本人初のポールポジションを獲得する。
僕個人的には、もう1年、500ccでWGPにフル参戦できていれば、もっと良い成績を残せたのではないかと思います……



平さんと18番というのは、あまり印象に残っていませんね。



菅生のシケイン。



絵になります!



1990年菅生のTBCビックロードレース。
後ろの02は、ケビン・マギー選手、01は、ウエイン・レイニー選手。



平選手の人気上昇の一つのアイコンとして、資生堂TECH21のテレビコマーシャルではないでしょうか!
本当に全国のお茶の間で普通に平さんがシャキ〜〜ン!と出てましたからね!
1990年、鈴鹿のスプーンカーブです。



パドック裏では多くの女性ファンに囲まれつつの移動。
人だかりの中に平さんありという状況でした。



(今回の写真ですが、写真の中央付近に僕のクレジットを入れさせていただきました、見ていただく方には大変見苦しいと思います、なぜこのようにしたかというと、誠に残念なことに僕の平さんの写真の無断転載があり、その方にこちらから許可なりの連絡をお願いしたところ現在も返事をいただけない状況です。
ネット時代で写真のやり取りは簡単で安易にはなっていますが、撮影したカメラマンにとって1枚1枚の写真には、凄まじい想いと執念と努力と思い出が詰まったものです。
どうか、皆さん、その思いを理解していただけると嬉しいです)

平選手シリーズ、次回も続きます!

http://www.mamoru-atsuta.com