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15.10.19(Mon)

建築家フランク・ゲーリーの“アイデア”を巡る展覧会が開催

Brash Editorial Team

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展覧会会場写真 (Photo: 木奥恵三)

展覧会会場写真 (Photo: 木奥恵三)

世界的に活躍する巨匠建築家フランク・ゲーリー。半世紀以上に渡り、建築の習慣を覆し、世間の常識に挑戦する建築物を作り続けてきた。21_21 DESIGN SIGHTで開催中の企画展「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」では、その彼の「アイデアの力」に焦点を当て、実現に至るまでのプロセスを紐解いていく。



ディレクションを手掛けたのは、パリを拠点に活動する新進建築家の田根剛。エストニア国立博物館の設計や、東京の新国立競技場基本構想国際デザイン競技のファイナリストとして注目を集める実力派である。フランク・ゲーリーの建築はもちろん、人柄まで感じさせる独自の構成で展開する。



会場では、フランク・ゲーリーのアイデアを5つのエリアに分けて紹介。「ゲーリーのマスターピース」と題された最初のエリアでは、代表作であるビルバオ・グッケンハイム美術館(スペイン・ビルバオ)、ウォルト・ディズニー・コンサートホール(アメリカ・ロサンゼルス)、ルイ・ヴィトン財団(フランス・パリ)の内観と外観の撮りおろし映像を壁面にプロジェクションで映写。空間を感じられるユニークな演出が、観る者を彼の世界観へと誘ってくれる。



「ゲーリー・ルーム」 (Photo: 木奥恵三)

「ゲーリー・ルーム」 (Photo: 木奥恵三)

「ゲーリーのシークレット」(Photo: 木奥恵三)

「ゲーリーのシークレット」(Photo: 木奥恵三)

続く「ゲーリー・ルーム」は、ゲーリー事務所内にあるミーティングルームに着想を得た構成で、自邸の模型や映像、アイデアの基となるオブジェ、かつてアイスホッケーの選手として活躍していた彼のユニフォームや写真などを展示。フランク・ゲーリーの人となりに触れることがでる空間となっている。そのほか、90点近くのスケッチや模型などを展示する「アイデアの進展」、アイデアを実現する最新の設計技術などを紹介する「アイデアの実現」、これまで語られることがなかったアイデアの秘密に迫る「ゲーリーのシークレット」の3エリアが続いていく。



内覧会では、フランク・ゲーリーが登場し、建築家になるまでの背景や日本文化へ深い関心、現在取り組んでいる慈善事業などについて語ってくれた。「これからの建築は、モダニティの中でいかに人間性を表現していくかが大切」と自身の信念についてもコメント。訪れる人々に驚きや感動をもたらす建築家フランク・ゲーリーの“アイデア”に触れることができるまたとない機会。ぜひ足を運んでほしい。

「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」
会期:2015年10月16日~2016年2月7日
休館日:火曜日(11月3日は開館)、年末年始(12月27日~1月3日)
開館時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)
入場料:一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン・ガーデン内)
   東京都港区赤坂9-7-6
Tel:03-3475-2121

www.2121designsight.jp